[Dコレspamについて]
[業者名別]
[時系列]
[リンク]
2003年11月、悪質spammerのひとつ「Dコレクション(Dコレ)」系について、検挙したという発表がありました。
警視庁と山形県警は、いわゆる迷惑メールを利用してわいせつDVD等を販売していた会社役員ら8名をわいせつ図画販売、同販売目的所持違反として検挙しました。
被疑者らは、いわゆる迷惑メールを無差別に送信して広告し、ネットで注文を受け、代金は銀行振込、宅配で受領する方法で昨年10月頃から、わいせつDVD等を販売していたものです。
被疑者らが、送信していた屋号は「Dコレクション」「ビデオショップ・ラッキー」「裏ビデオ通販・パラダイス」「うらほんや」等です。
[適用罪名]
- 刑法第175条 わいせつ図画販売、同販売目的所持違反
2年以下の懲役又は250万円以下の罰金若しくは科料- 刑法第60条 共犯規定
(警視庁の「事件ファイル」ページ(http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/jiken/kenkyo/jiken.htm#151111)から引用)
11月13日には、以下のように、逮捕の記事が報道されました。
わいせつDVDをメールで宣伝して売ったとして、警視庁と山形県警は13日、東京都港区高輪3丁目、映像販売会社経営望月浩容疑者(40)ら9人をわいせつ図画販売などの疑いで逮捕した、と発表した。インターネット上で買い集めた約400万人分のメールアドレスを使い、1日50万通の宣伝メールを無差別に送っていたという。
調べでは、望月容疑者らは9月19日、品川区の会社員(33)にわいせつなDVD6枚を1万8000円で売ったほか、同区内の作業場などにわいせつなDVDやビデオ計約4700本を持っていた疑い。
メールアドレスはネット上で売買されており、価格は100万件のアドレスに対し、数万円という。望月容疑者らは送信元が特定されないソフトを使って宣伝メールを送っていた。
宣伝メールの受信を拒んでも繰り返し送られてくるケースが相次ぎ、警察に苦情が相次いでいた。警視庁などはメールをたどる捜査では容疑者を特定できず、DVDの販売経路の解明で9人を割り出した。 (2003/11/13)
(朝日新聞社 asahi.com記事
「4百万人のアドレス購入し宣伝 わいせつDVD販売摘発」(掲載当時のURI http://www.asahi.com/tech/asahinews/TKY200311130299.html)から引用)
これらのように「Dコレクション」だけでなく、いくつもの業者を自称しており、また、opt-out(再送信拒否)も効かなかったということで、かなり悪質なspam送信者として名前が広まっていました。
このページでは逮捕記念企画として、「『Dコレクション』これくしょん」と題し、当方に届いた「Dコレ」系spamについて紹介します。
なお、上記屋号以外にも「Dコレ」と思われるものがありますので、それも含めて紹介します。
「エクストラクオリティー」以降の名前は記事には書いていませんが、ヘッダ情報等から「Dコレクション」系列と判断して掲載しました。
上の表を見て気づくのは、「パラダイス」が名を変えて「ラッキー」へ、「エクストラクオリティー」が名を変えて「i-trading」となっていることがひとつです。
それから、わいせつDVD販売が、「Dコレクション」と「ラッキー(パラダイス)」2系列になっているのが興味深いですね。
これらは、それぞれ老舗と新参という役割を演じるという狙いだったのでしょうか、もっとも2つのspamを並べれば、同一spammerからの送信というのはバレバレだったのですがねぇ(笑)。
気になるのが、11月12日の「ラッキー」spam 「☆☆☆裏ビデオ通販日本一のお店です!☆☆☆」です。
「Dコレクション」が(逮捕されて)なくなるので日本一を名乗ったということかな、でも、「ラッキー(パラダイス)」も検挙されたようなのですが……。
受信順に並べました。
【記事】
(2003/11/13) [asahi.com] 4百万人のアドレス購入し宣伝 わいせつDVD販売摘発(リンク切れ)
【ウェブ・コンテンツ】
「SPAM EXECUTIONER」内『スパマー9』
「Web Gメン」内『裏ビデオでパラダイスGOGO!』
【掲示板】
(迷惑メール(spam)撲滅私的調査会 専用掲示版)『教えてください(メールの中身について)』
(迷惑メール(spam)撲滅私的調査会 専用掲示版)『貴重な情報どうもです:Dコレクションspammer逮捕』